大切に身につけたい、飽きずに愛したい――

そんな思いを確認しながら、後悔しない指輪選びのポイントを改めてあげてみましょう。

素敵なジュエリー店のキラキラと輝く店内では、気持ちが高ぶりすぎてしまいがち。特にセンターに宝石が入ったタイプの指輪は、輝きに目がいきすぎてしまい、どれだけ価値があったとしても、本当に自分に似合うのか、肝心なことを忘れてしまいそう

まず、落ち着いてください。肌の色は人それぞれです。先入観にとらわれず、試しに指にはめてみたり、情報誌などでプラチナやゴールド、宝石がたくさんちりばめられたものなど、自分の肌の色がジュエリーに合うかどうか、見てみることが大切です。

また、指の太さに対して指輪の幅が広すぎれば重い印象を与え、細すぎれば指の太さが悪目立ちしてしまいます。
あなたをエレガントに見せてくれる一品を、根気よく探していきましょう。

年齢を重ねると、指輪のサイズがひと回り大きくなる傾向にあります。そんな時でも、メンテナンスをしてくれるお店で購入したほうが安心です。指輪をはずす時に大変だったから、もう怖くてつけられなくなって……なんて声もよく聞きます。

ぐるりと宝石を並べてあるデザインの指輪は、引き伸ばすのが難しいものです。このように指輪の特徴によって、あらかじめわかっていることもあります。

購入前に確認したい注意点ですね。

指輪は気に入ったものを毎日つける、という方も多いものです。代表的なのは、結婚指輪ですね。日常使いのものでは、多少の傷がつくのは避けられないと思われます。

結婚指輪はデザインに妥協すると後悔が残りますので、じっくりと選ぶ必要がありますが、デコラティブなデザインでは、なおさら傷がつきやすいのでは？　と想像してみてください。このような指輪は、毎日つけるものには不向きなのです。

でも、時には、パーティーの時だけにつけるゴージャスなデザインのものをはめて楽しむのも、指輪の醍醐味ですね。

必ず予算がありますので、遠慮なく伝えてみてください。「今日は下見なので、いろいろ見てみたい」というご来店でも大歓迎です。

少し指輪や宝石についての知識があれば、迷いも多くなりますが、じっくりと時間をかけて見ていけば、きっと満足のいく指輪が見つかると思います。

「そうはいっても、宝石は心との相性！」「チャクラが～」なんていうことも、ついつい気になってしまいますね。
しかし、ノリで買ってもすぐに宝石箱にしまって数年……というのでは、ジュエリーもかわいそうです。そんな時は新しい指輪を買うのもいいのですが、使わなくなった指輪もリメイクして、また愛してあげてくださいね。